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奨学生の声

佐藤 正幸さん(28期・医師)

(28期・医師)

慶應義塾大学 医学部 卒
慶應義塾大学病院 研修医 
慶應義塾大学医学部医学研究科 博士課程学生

奨学会を知った経緯

大学の奨学金案内の中で、収入や専攻分野、出身地などによる制限がなく、かつ給付型の奨学金として目に留まりました。当時医学部1年であった私は、学費を工面する必要があった一方で、学業の余暇で基礎研究に携わりたいという思いがあり、支援を頂ける奨学金を探しておりました。支援に加え、「世界の平和及び経済成長並びに人々の幸福に寄与する」という目的に共鳴し、応募させて頂きました。

奨学会に参加して

約7人の専攻分野・年齢・国籍などのバックグラウンドが多種多様な同期や、先輩方とお会いできる月一度の集まりがいつも楽しみでした。毎月奨学金を手渡しで頂くところがユニークであり、身の引き締まる思いでやる気がみなぎったことを今でも覚えております。集まりでは現役奨学生と卒業生が一人ずつ専門分野について自由に発表する機会があり、新しい世界に毎月触れることができました。 また、支援のおかげで医学部の学業と基礎研究を諦めずに継続することができ、臨床医・研究医として人々に貢献する夢に近づくことができました。

現在は

私の目標は、医師として遺伝性疾患の診断と治療に貢献することです。2022年現在、本年度より創設された基礎研究医プログラムにて、医師臨床研修と遺伝学分野での博士課程学生を並行して修練しております。

当時を振り返って

山田長満奨学会の同期・先輩方は各分野で活躍し、熱意溢れる方ばかりであり、奨学会なしには経験できなかった貴重な出会いが多くありました。毎月の集まりでは、発表の後に同期・先輩方と自由にお話しできる時間があり、純粋にとても楽しかったです。支援により夢を支えて下さったばかりか、多種多様なバックグラウンドを持った刺激的な同期・先輩方と知り合うことができ、一生忘れることのできない経験となりました。

これから奨学会への応募を考えている方へ

多様性を愛し、新たな出会い・学びや異分野交流を楽しめる方を歓迎しております。山田長満奨学会の一員として、学び合い、高め合える方に出会えますことを心より祈念しております。

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